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予防医療

ペットにも予防医療を

ですから、飼い主がとくに心がけるべきは、ペットの不調を見抜くことはもちろん、病気にならないようにしてあげることではないでしょうか。
そのためにも、定期的に予防接種や検診を行うこと
をおすすめします。

予防接種

狂犬病

水を怖がる症状で知られる狂犬病は、一度発症すると必ず死に至る病気です。そのことから、法律で年に1回の予防注射が義務付けられています。

フィラリア

蚊を媒介して心臓に虫が寄生するワンちゃんやネコちゃんの病気で、次のような症状が見られたら要注意です。

  • 食欲がなくなった
  • せきをしたり、呼吸が荒くなっている。
  • よくおう吐するようになった。
  • 体重が減ってきた、など。

蚊の多い日本では、たとえ室内で飼っているペットであっても発症する可能性があるので、予防接種はできるだけ受けるようにしましょう。

混合ワクチン接種

ペットの病気には季節性のあるものや、また年齢を重ねることでかかりやすくなる病気もいろいろあります。それらに対し、さまざまなワクチンがありますので、動物病院に相談してください。

ノミ・ダニの予防

ペットの毛の中は、ノミやダニの恰好の棲み家となります。ノミやダニは散歩など外出をしたときに寄生します。とくに、草むらで遊んだようなときは注意しましょう。ダニが付いてくることがあり、ブラシをかけて毛の中からに黒いゴマのようなものが見つかったら、それはダニの可能性大です。
ペットから家の中にノミやダニが持ち込まれたら、飼い主の生活にもいろいろ影響が出てきます。ノミ・ダニ対策としては、スプレーの薬剤などがあります。

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病気予防のための、避妊去勢手術について

病気を予防する、避妊去勢手術 病気を予防する、避妊去勢手術

交配を望まないのであれば、手術する方が良いでしょう。発情期独特のイライラも抑えられ、ワンちゃんネコちゃんも心穏やかに過ごすことができます。病気のリスクを軽減するという意味でも、大切なことです。予防のための治療と捉えましょう。

発情期を穏やかに

現代、ペットの死亡理由の4割は、癌といわれています。女の子は子宮の病気(内膜炎・蓄膿症)や乳腺症、男の子は前立腺肥大や会陰ヘルニアにかかる可能性があります。子宮卵巣の全摘出、睾丸の摘出をすることで、生殖器系の病気を未然に防ぐことができます。

発情期を穏やかに

発情期のイライラ、無駄な遠吠え、ケンカ、マーキングが少なくなります。特に猫ちゃんは早めに去勢手術をすることで、屋内でのマーキングに悩まされる可能性が低くなります。

※手術の手順については、既存サイト「避妊・去勢手術の基礎」にあるので転用

犬猫の病気豆知識